540円日記

毎月540円を払っている女の戯言。無断転載・無断リンクはご遠慮ください。

西の天才ドリームキャッチャーすぎる(すぎにっき鑑賞後記)

 

【ATTENTION!!!!】

すぎるのゆめにっき実況ネタバレありです。

原作未プレイ・未視聴ですが、すぎるの動画のコメントで結末だけ知って、それについても触れているのでご注意下さい┏〇ペコリ

Twitterを見ているとみんな似たようなこと感じているようなので、わざわざブログに書く必要ないかなとも思ったのですが、荒ぶる気持ちを文章にして昇華することが好きなので、僭越ながらブログを書かせていただきました┏〇ペコリ

あっ無理だなと思ったらそっ閉じでお願い致します┏〇ペコリ

何よりいつにも増してキモ語りなのでご了承ください┏〇ペコリ

 

 

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3/2に書いたブログで、下記のように締めくくりました。

 

それにしても、毎日更新のありがたみが凄い。

これから先どうなるのか楽しみですね!

 

そして、次の日のすぎるの投稿…

 

【動画】【実況】3D版ゆめにっきを孤児(みなしご)が初めてやると凄い 最終回

3Dリメイクされた名作フリーゲーム『ゆめにっき』の実況にお付き合いくださりありがとうございました!
めっちゃ楽しかったです!

 

即落ち二コマなんですけどおおお!?!?!?!?

 

突然の最終回に、呆然としましたよね。

まだ土日はch配信としゅ生があったから気を保てたけど、週明け月曜のロスっぷりったらハンパなかったです。

昼もハンバーグしか喉を通らないし…食後にはスタバで新作のフラペチーノしか飲めなかった……デブまっしぐらのラインナップやん。

 

食欲はあるけど、一日中すぎにっきのことを考えていました。

本当に大好きなシリーズだったなぁ…って。

もっと長く続くと思ってたから、最終回って知ったときは「えっ!?!?」って思ったけど、凄く素敵な終わり方だったから、今はただただ「ありがとう」「お疲れ様」っていう気持ちでいっぱいです。まだロスってるけど。

 

 パート1で上から落ちてきたのはよしこなのかな〜とコメントを見て思っていたので、最後、よしこがベランダに出て行ったときはドキッとしましたが、本作では部屋の外に出る選択をしてくれて、本当に良かったですよね。

それを知ってか知らずか、あのベランダのシーンですぎるがストレートに「死ぬなよ、飛び降りんなよ」とよしこに声をかけるところは、本当にグッときました。

 

私は原作未プレイ・未視聴なのですが、すぎにっきパート1のコメントを見る限り、原作では最後、よしこ(窓つき)はあのベランダから飛び降りてしまうのですね。

ゆめにっきDDは飛び降りた原作とはまた別の世界線なのか、はたまた原作で飛び降りたことも夢で、よしこはまだ夢を見ていたということなのか…。

いずれにせよ、原作とは違う選択をした理由がきっとよしこにはあると思うんです。

で、DDには、「よしこがプレイヤーを認識しているように見えるシーン」がありましたよね?

ということは、プレイヤーが干渉できる世界観なわけで、「プレイヤーを通じて生きることをよしこが選んだ」っていうのも、1つの解釈としてあっても良いんじゃないかな、なんて思っています。

直接言葉は交わしていなくても、これまでのプレイヤーとのやり取りで、原作とは別の選択肢をしてくれたのかもって、思いたいよね。

 

ずっと原作をやりたいと思っていたすぎるが、原作より先にDDの結末にたどり着いたのがなんかさ、ただの偶然なんですけど、「あ〜〜〜やっぱりすぎるは太陽なんだなぁ。」ってね、気持ち悪いけど思ってしまいました。

 

すぎるのよしこに対する寄り添い方も好きで。

最後よしこがドアを開けようとするとき、「開けろ」という命令形でも、「開けんのか?」という傍観的な見方でもなく、「頑張れ」って背中を押しながら、でもあくまでもよしこの意思でドアを開けさせようとするところとかさ。

すぎるっていいわ〜〜〜〜って思いました。

 

すぎるはただの1プレイヤーなのは重々承知なんですけど、なんというか、私はすぎるが実況をしている動画はすべからく、ゲーム実況というより全く別物の物語として見ているところがあるので、「ゆめにっきDD」ではなく、「すぎにっき」に対する感想という認識で、この後の戯言を読み進めて欲しいなと思うのですが、すぎにっきラストに出てきたドリームキャッチャーの意味を調べると、「これってすぎるじゃん?」ってなったわけなんですよ。

 

ドリームキャッチャーとはWikipediaより引用)

眠っている子供を悪夢から守ってくれる魔除けのお守り

ドリームキャッチャーは夢を変える力を持つ

「悪夢は網目に引っかかったまま夜明けと共に消え去り、良い夢だけが網目から羽を伝わって降りてきて眠っている人のもとに入る」

夢をふるいにかけるフィルターとしての役割をなす

これってすぎるじゃん? (2回目)(泣いています)

時におちゃらけながら、時に真面目に、時に優しく、時に威勢良く、迫り来る悪夢からよしこを守ってたじゃん!?!?!?(泣いています)

「さびしいんかぁ」「俺がやった」「逃げろよしこ!」っていう、すぎるがよしこにかけた言葉を思い出す度に胸が苦しい。

 

あるいは、ドリームキャッチャーの網目を通って、よしこの夢の中に入ってきたのがすぎるだったのかもしれない。(網目を通ってくるすぎるを想像するとちょっと面白い)

 

あくまでも「すぎにっき」を一つの物語と捉えてペラペラ喋ってますけど、よしこにとってすぎる程異質でイレギュラーな存在って、今までいなかったんじゃないかなぁって思っています。

きっとあんな悪夢を見るってことは、よしこは現実世界で辛い思いをしていたんだと思うんです。

そんな時に、あの世界観にそぐわない“すぎる”っていう異質な存在が突然現れて、最初は「何このうるさいおっさん…こんな人が来るなんて聞いてない」ってよしこが思ってしまったのも無理はないと思うんです…。(思った前提)

でも徐々にさ、すぎるという存在にさ、塞ぎ込んでいたよしこが心を開いていくように見えてさ〜〜〜。

現実世界で生きる勇気と希望を、すぎるを通して見出してくれたんじゃないかな〜〜〜なんて思っちゃったよね〜〜〜〜。(物語の世界にのめり込むタイプ)

 

崩壊しているよしこの悪夢を突き進みながら、「これもう…俺らの生きる道はないぞこれぇ!滅んだんや世界は!」っていうすぎるの言葉がもう…ラストを観た後だと余計にたまらなくないですか!?!?

なんかさ、悪夢から守ってくれたすぎるに対してよしこが心を開いたことで、よしこ自ら作り出した悪夢という世界が滅んでいったっぽくないですか!?!?!?

迫り来る悪夢からよしこを守るために手を引きながら、悪夢の世界は滅んだから「起きろ!」って背中を押してくれている感じがしてとても好き。

夢の世界からよしこを連れ出してくれたんだねすぎるうううう!!!って、なんか興奮と余韻で胸がいっぱいになりました。(注:全て妄想)

 

最初は原作もすぎるにやって欲しかったけど、原作の結末を知った今、すぎるのゆめにっきはこれで完結でいいのかなって思っています。

実況外でやる分にはいいんですけど、実況としてはこれで完結で良い気がする。

これほどすぎるにぴったりな結末ってないよね。それを引き当てるすぎるの野生の勘もすごい。

まぁ、もし原作の実況来たら絶対観るんですけどね!笑

 

最後に補足として、「すぎるの実況は別の物語として捉えている」って言いましたけど、「作品」ではなくあえて「物語」と表しているのは、「作品」の本来の意味である「製作物」とはまた少し違うと思っているからです。

すぎるっていう人間が、ゲームの世界とキャラクターたちに真剣に向き合うことで自然と出来上がっていくものであって、製作しているわけではないというか…かと言って、ドキュメンタリーともちょっと違うんでけど。

「現実と虚構の間での出来事」を観ているっていうのが1番近いのかなぁ。

ゲーム実況全般に言えることなのかもしれないけど、特にすぎるはその要素が強い気がしていて。

こないだのch配信で、すぎるが「ゲームとかアニメのキャラは魂を吹き込まれているから生きてる(ニュアンス)」って言っていたのを聞いて、腑に落ちたんですよね。

 

長々と語りましたが、すぎるとよしこの、友達とも兄妹とも親子とも違う不思議な関係と、凸凹だからこそかっちりとハマるコンビ感が大好きでした。

夢で出会ったすぎるのことを、夢から覚めたよしこは忘れてしまうのかもしれないけど(泣いています)、でもよしこがまた悪夢に襲われたら、きっとすぎるが助けに来てくれるからね!

 

ゆめにっき実況、本当にお疲れ様でした!

よしこを守ってくれて、夢から救い出してくれてありがとう!!

何より生きがいをありがとう!!!!

新作も楽しみにしています!!!!